ワイパーコントロール 装着
間欠ワイパーを制御する純正オプションを装着してみました

用意する物・1

10mmスパナ:バッテリー(−)端子を外します。
+ドライバー:アース端子の接続に使います。
−ドライバー:ドアミラーのリモコンスイッチを外すのに使います。
プライヤーまたはペンチなど:圧着端子を潰すのに使用します。
ニッパ:配線の切断に使います。
物差し・定規など:穴開けの位置決めに使います。
ドリル:本体取り付けのために穴を開けます。
用意する物・2

これが無いと話しになりません(笑)

右の画像がスバル純正ワイパーコントロールです。
コントローラー本体。
配線。
圧着端子。
タイラップ。
注意書き&ヴィヴィオ用の配線図。

以上の6点セットです。

製造元のミツバ電子からは汎用品も販売されていて、中身は同じです。
ただしヴィヴィオ用の配線図などが入っていませんので、このページの配線図を参考にしてください。

バッテリー(−)端子を外す

電装系をさわるときの基本です。
万一のショート(短絡)を防止し、故障や車両火災、火傷を防ぎます。
何度もシツコイ様ですが、多少の手間を惜しんで壊したら泣くに泣けません。

自分の安全のためにも必ず実行してくださいね。
ドアミラースイッチの取り外し

運転席側にあるドアミラーのリモコンスイッチを取り外します。

−ドライバーなどでコジると良いでしょう。
本体の取り付け位置を決める

定規などで本体を取り付ける位置を決めます。

ドアミラーのリモコンスイッチを取り払って開いた穴の底辺から、高さにして14mmの位置。
穴の左辺から左に20.5mmの位置。
そこにマジックなどで目印を着けます。

下の図面を参考にしてください。
これが図面

右の画像が取扱説明書からの抜粋です。
参考にしてください。
画像をクリックすると拡大表示します。
穴開け

ドリルなどで穴を開けます。
穴径は9mmです。

インパネの材質は思ったより柔らかいので、ドリルが無くても穴明けは出来ます。
千枚通しやキリでもイケそうですね。
これが本体

本体の軸にワッシャーを一枚刺します。
穴に本体を刺す

先ほど開けた穴に本体の軸を差し込みます。
そしてワッシャー>ナットの順番に差し込んで、ナットを締め付けて本体を固定します。
ボリュームツマミを差し込む

ツマミを押し込んだら本体取り付けは完了です。
続いて配線に取りかかります。
配線の取り付けはここ

ステアリングの裏側にリレーが2個並んでいます。
左側がワイパーリレーです(黄○印)
カプラーを外す

ワイパーリレーには、白い6極カプラーが刺さっています。
リレーの裏側のツメを押し下げて引き抜きます。
ハーネスの保護ビニールをめくるか一部を剥がすと、この後の作業が楽になります。

間違って中の配線を切らないように注意!
接続箇所はここ

左側の画像がワイパーコントロール付属の配線接続図です(画像をクリックすると拡大表示します)

要約すると・・・
緑の配線を車両側@青(ウォッシャー)へ圧着端子で接続。
赤の配線を車両側A青&白(+電源)へ圧着端子で接続。

次に車両側の配線:灰/黒(オートストップ)の配線を切断する(カプラー側を短くしないように注意)

青の配線を先ほど切断した車両側B灰/黒(オートストップ)の車体側に圧着端子で接続。
黄色の配線を同じく切断した車両側B灰/黒(オートストップ)の慨存リレー側(カプラー側)に圧着端子で接続。
黒の配線をボディアースする。


右の画像は車両側ワイパーリレーに接続されるカプラーの画像です(画像クリックで拡大表示します)
上の段右側が@青(ウォッシャー)
下の段右側がA青&白(+電源)
上の段中央がB灰/黒(オートストップ)
ついに完成

配線の接続が終わったら、車体側のワイパーリレーから外したカプラーを差し込みます。
ワイパーコントロールのカプラーも本体に差し込みます。

余ってブラブラしている配線は邪魔なので、付属品のタイラップで適当に固定します。

最後に外していたバッテリー端子を接続して完成です。
動作説明

注目の間欠作動機能ですが。
間欠作動時間を約2〜20秒の間で調整できます。
操作方法は本体のボリュームをOFFの位置から右に回します。
カチッと音がすればONになります。
そのまま右に回して行くに連れて、間欠時間も長くなります。
INT(間欠ワイパー)付き車に取り付けた場合、車両側ワイパースイッチはOFFの状態で、このユニット操作のみで使用してください。

なお、車両側INTも従来通り使用できますが、当ユニットはOFF状態にしておいて下さい。
両者を同時にONさせると不整動作となるそうです。

ウォッシャーを噴射させると、ワイパーが自動的に数回作動します。

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